16日の土曜日、北欧白夜祭2007が神戸の中埠頭で開催されました。
以前から楽しみにしていたので、もちろん行ってまいりました♪
簡単ではありますが、レポートを書かせてもらいます。
展示ものでは神戸のDenmarkショップや、スウェーデンハウス、
わかさ生活などが各ブース入っていて目の保養をさせていただきました。
今回のお目当てのひとつ『
キートス』さん出展の限定数量有り
のライ麦パンはギリギリで購入できました。
はじめてのライ麦パンの感想はとにかくしょっぱかったです。
しかし、ブルーベリージャムを付けて食べると美味しくいただけ
ましたよ。そのままだと日本人には少しクセが強いかもしれません。
詳しくは『ライ麦パン-ハパンレイパ-』をご参考くださいそして「スウェーデンの病院とケアセンターのインテリアについて」
のトークショーを聞きました。
今回一番楽しみにしていたイベントです。
北欧はいいところだとは思っていましたが、ここでも再認識
させられました。
スライドを見ながら話を進めていってくださったのですが、
病院とは思えないような素敵な内装ばかり!!
ここは美術館??と一瞬疑ってしまうほど、絵画やオブジェ
やデザインに凝ったイス、グリーンなどがあちこちに点在し
ていました。
日本では殺風景な売店でさえもスウェーデンの病院はカフェ
のような趣で驚きです。
白い壁は患者さんにとって突き当たりを感じさせてしまうの
だそうで、白い壁だけというスポットが全くなく、至るとこ
ろに芸術が散りばめられていました。
子供病棟には入院した子供たちが遊べる場所や図書館、公園
までも設置されていて、それだけでなく付き添い人の配慮と
して大変清潔感のあるホテルのような宿泊施設まで用意され
ていました。
医療スタッフも患者1人につき1人は付けるような割合で配置
されているというところも日本とは大きな違いだと思いました。
どれも貴重なお話だったのですが、なかでも涙が出そうになった
話に、子供たちが遊ぶ人形を病院内に置いてあるのですが、
その人形、普通の人形ではないんです。
体に点滴が刺さっていたり、髪の毛がカツラになっていたり、
黒人の子がいたり・・・・
これでわかりますか????
入院している子供たちは五体満足ではありません。だから、
その子供たちに五体満足な人形を見せると劣等感を抱くだろう
といくことで、敢えて不満足な人形を用意しているんだそうです。
そこまで気配りがされているスウェーデンの医療施設には感動
せずにはいられません。
日本もほんの少しでも取り入れてもらいたいかぎりです。
確かに税金は高い国ではありますが、その分、医療や老後が約束
されていて、気持ちよく年老いていける国・・・・。
日本では、どこかで度々バラバラ殺人や保険殺人の報道がされ、
北欧では、おばあさんがひったくりにあったことが大きく報道され・・・
このままでいいのか日本。。。。。